今日は所用で品川駅に行ってきました。
多分品川駅だったと思うのですが、以前、男二人がホームで取っ組み合いになり、一人がホームに転落、轢死の憂き目に遭うという痛ましい事件がありました。生き残った方はしれっとした顔で反対側の電車に乗り込み、何事も無かったかのように立ち去ったと聞きます。
この事件と犯人の動向を聞き、僕は「プロの仕業だな」と確信にしたものですが、実際捕まってみるとただの低所得者でした。
いざこざが起こった原因は、ゴミ箱の中の捨てられた雑誌の所有権を巡るものであったと聞いております。

「このゴミ箱は俺の縄張りだ」
「いや俺だ」

という争いの元、山手線ホームという最高に危険な場所で喧嘩が起こり、結果、人一人が人生を終えたのです。
彼の人生を儚んだり、笑ったりする人もおられるでしょうが、おそらく、僕らの人生も、振り返ってみれば、あるいは振り返られてみれば、彼のものとそうそう大差ありません。大変ですよねー。